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植毛は、髪の毛の成分、ホルモン支配、その他諸々のことを知っている、知っていないに拘わらず、組織(ここではとくに毛根)を痛めないで全行程(採取、株分け、移植〔入〕)を行えれば、誰がやっても(一般的な状況下であれば)ほぼ100%生着する手術と言えます。
しかし、これは言うのは簡単ですが、実践するのは非常に難しいというのが現状です。特に株分け作業は人海戦術に他なりません。ですから、そのような合理的システム化がなされているところでなければ、良い結果を得ることが出来ません。このようなシステム化がしっかり出来ているクリニックであれば、毛髪の自然な最小単位(毛穴単位)の移植(バンドル植毛術)が最も理にかなった術式と言えます。
また、レーザーバンドル植毛術がオールマイティということではありませんが、種々の状況下でも他の術式と組み合わせることで大きな利益(一度の植毛術で移植毛密度をあげることができることなど)をもたらすのも事実です。また皮弁形成術は世界的に衰退しつつありますが、人工毛で傷んだ頭皮などには唯一の救世主であるという位置付けは変わりません。
いずれにせよ、種々の方法からご自分にあった術式で、大いなる精神的、容貌的前進に結び付けて戴ければ我々毛髪外科医としては本望です。
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